2016年12月28日

Vol.5 孟意堂風水的 パワースポット探訪No5

孟意堂風水的 パワースポット探訪

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現在の皇居、かつての江戸城は、風水学を取り入れて建てられたというのは有名な話です。東京の礎は風水学で築かれ、パワースポットの王道ともいえる神社仏閣だけでなく、見慣れた街並みや空間にも風水学上、エネルギーが満ちた場所がたくさん点在しています。
そこで孟意堂風水の久美子先生と身近な場所にあるパワースポットを巡りながら、あなたに最適な場所をご提案します!

【今回のパワースポット:明治神宮(東京都渋谷区)】

効果として:
自然の力に心を癒されたい人。そして、金運をさらにアップさせたい人。
風水では水は財として考えられています。財は多ければ多いほど良いけれど、貪ると心も人格も貧しくなってしまいます。明治神宮は多くの緑に囲まれていますが、緑のエネルギーは五行では木。水を吸い寄せてくれるのが木であることから、「お金を失う」のではなく、「お金に溺れない」ということにつながります。よって、稼ぐけれどすぐにお金を使ってしまいなかなかお金が貯まらない人、お金のメシアになりやすい人(笑)が向いているでしょう。

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●初詣参拝者数全国トップの明治神宮

編集部:前回は、表参道から明治神宮まで歩いてきました。いや~、参拝者が多いですね。外国の方もやたら多い。日本に来たら明治神宮ってところでしょうか。今回は、2017年の初詣に向けて明治神宮を選んでみたのですが、久美子先生からご覧になって明治神宮どんな場所ですか?

久美子先生:前回歩いた表参道は明治神宮の参道のひとつでしたが、明治神宮とは違うエネルギーを持っていると話したと思います。東西南北ではなく東南から北西へと流れるのが表参道です。その参道から人々が流れてくるエネルギーを明治神宮が吸収し、さらに神宮がパワーアップするような造りになっています。これはとても興味深いことです。

編集部:なるほど。明治神宮は大正9年に創建されています。これだけ長い間、多くの参拝者が訪ねる場所になるには、ちゃんと理由があるのですね。

久美子先生:明治神宮が持っているエネルギーは、富士山脈系からくる龍脈のエネルギーですが、境内に入ると感じられるこのすがすがしさ!明治神宮は、目には見えないこのすがすがしい風の流れが素敵ですよね。明治神宮を訪れたら誰もが感じられるこの地のエネルギーを体感してもらいたいですね。大都会にあって自然の生態が体感できる貴重な場所ですよ。

編集部:歩いているだけで、とても気分がいい。空気がおいしいような気がします。

久美子先生:かつてこの場所は、肥後藩藩主である加藤家の別邸が置かれていたから、一般人は出入りできなかった。でも現在は誰でも出入りできるので、ぜひ訪ねていただきたいパワースポットです。

編集部:初詣者数が全国トップという明治神宮ですから、むしろ平日の参拝者が少ないときに来て、じっくり歩くほうがいいのかもしれませんね。

●見どころいっぱいの明治神宮は北と南で違うエネルギー

編集部:明治神宮に来たら、当然ですが本殿に行きますよね。それ以外に見ておいたほうがいい場所ってありますか?

久美子先生:確かに本殿はもっともエネルギーが強い場所で、ここで実現できる前向きな願いを込めて祈ると良いと思います。そして、本殿と背中合わせになっている北池のむこうの宝物殿もおすすめですね。凛としたエネルギーを持っています。本殿からみて南にある南池や豊かな自然あふれる隔雲亭界隈は穏やかなエネルギーです。つまり明治神宮では本殿をはさんで北と南でエネルギーの質が違うのです。その違いを感じてほしいですね。このエネルギーの流れは北京の故宮と似ていると思います。

編集部:私は明治神宮に来たら、絶対に清正井だと思っていました。肥後藩の初代藩主である加藤清正が掘ったとされている井戸ですね。少し前ですが、清正井の写真を携帯電話の待ち受けにしたら、良いことが起こるとブームになりました。

久美子先生:清正井ももちろんいいですよ。「良いこと」というのは金運のことですね。清正井の透明感のある水のエネルギーもぜひ感じ取ってください。

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●2017年はどんな年になる?

編集部:さて今回は2016年最後の「孟意堂風水的パワースポット探訪」ということで、来年のことについて少し教えていただきたいです。

久美子先生:風水では、龍(エネルギー)が動くことで天や地に影響を与え、時代の流れが変わると考えられているということは、この連載の中でも何度かお伝えしていますね。2017年から風水でいう地の運が、第八運から第九運へと変わります。詳しく解説するととても長くなるので、ここではさわりだけお伝えしておきますが、第九運で特徴的なのはミドルの女性の時代になるということです。シニアな女性でもなく若い女の子でもなく、ミドルの女性が時代を引っ張ることになるでしょう。Wafuluの読者の方にもいらっしゃるかもしれませんね。この時代に入ると文学や芸術、法律、美容、ファッションなどの業界が注目されます。そして、そこで活躍している女性が注目されると思います。

編集部:オリンピックから築地の移転問題までとにかくいろいろあった小池都知事もミドル世代だから、2016年以上に活躍されるかもしれませんね。

久美子先生:そうですね。風水ではまずは地が、次に天が影響を受けます。しかし足元の動きは見えにくいので、みなさんが実感されるのはもう少し先になると思います。今後、ミドル世代の女性に注目してみてください。最後に少しだけ、干支別に2017年がどんな年になるのかもお伝えしておきますね。

編集部:ありがとうございます。久美子先生に話を伺っていると、2017年がとても楽しみになってきました。来年もいろいろなアドバイスをよろしくお願いします。

久美子先生:2017年も各地の風水の面白いところをご紹介していこうと思います。もちろん、それを活用する方法も、ですね。

編集部:もちろんです! それではみなさん、よいお年をお迎えください。そして来年も「wafulu」、そして「孟意堂風水的パワースポット探訪」を楽しみにしてくださいね。

【子(ネズミ)】
「嬉しい」の年。意外なところで金運に恵まれます。人とのご縁やおめでたいことにも縁があります。チャンスは見逃さないように。

【丑(ウシ)】
「負けない」年。ビジネスも地位もお金も、全力を尽くしてゲットしましょう。一生懸命努力するあなたに勝利の女神は味方してくれます。

【寅(トラ)】
「盛り上がる」年。実力も名前も盛り上がり、もう一つ上のランクに登れるチャンス。しかし、それは地味な努力をしてきた結果でもあります。

【卯(ウサギ)】
「柔軟に対応する」年。破壊力ある「太歳(たいさい)」のパワフルなエネルギーから自分の健康もお金もしっかり守り、身の回りの変化に柔軟に対応する知恵を駆使する一年になるでしょう。

【辰(タツ)】
「人との和」の年。人からのサポートにも恋愛にも恵まれ、その和を大切に育てることで更に発展が期待できることでしょう。

【巳(ヘビ)】
「勢いに乗る」年。上がっている運気に乗ることでチャンスをモノにしましょう。失敗したとしてもそれをバネにすれば次のステップに役立ちます。

【午(ウマ)】
「愛情」の年。人としてもおめでたいことがあったり、夫婦の縁に恵まれたり、異性と新しいビジネスを立ち上げるには良い気運です。

【未(ヒツジ)】
「平穏」の年。現状に文句を言うのは誰でもできること。今の流れをつかみ、その波を穏やかにする術を得れば発展への道が拓けます。

【申(サル)】
「明るく元気に」の年。やることなすこと流れがストップしやすいですが、 太陽のように明るく前向きに、そして人との交際も自分から積極的に取り組めば流れが変わっていくはずです。

【酉(トリ)】
「立ち上がる」年。プレッシャーはありますが、人にも恵まれ前進あるのみ。「太歳(たいさい)」のエネルギーが宿り、パワフルな一年になりそうです。

【戌(イヌ)】
「待つ」年。とはいえ後ろ向きに待つのではなく、大いに学び自分を磨き、十分体力を蓄えて来るべき時期が来たら力を発揮するのです。

【亥(イノシシ)】
「めぐる」年。気をつけないとトラブルや事故などもめぐってしまいますが、それを解決に導く知恵と人とのご縁もめぐってきます。

(プロフィール)

孟意堂 久美子(まんいどう・くみこ)
孟意堂 久美子(まんいどう・くみこ)
名古屋市出身。学生時代から中国に興味・関心を持ち、結婚を機に香港に移住。中国古代からの知恵である風水に魅かれ、風水師デビッド•ソーの弟子として無常派風水に師事。2008年デビッド・ソー氏が急逝する一週間前、「風水マスターとして独立しなさい」と告げられたことをきっかけに、ソー氏の意思を受け継ぐことを決意。その後、香港風水界の四天王と呼ばれた白鶴鳴氏、朱鷸橋氏らに師事し、風水三合法・三元法の大家である漢五派の門を叩く。
漢五派を継承した唯一の日本人として、第七十三代嫡系・孟意堂(意に長けるの意味)の名を授かり、企業や有名店、そして個人への風水鑑定やセミナーを行う。風水学だけでなく、四柱推命や、お日柄や暦を見る「擢日(たくじつ)」を組み合わせるのが孟意堂風水の特徴で、風水によって人の心と生活を豊かにしたいと中国・日本を行き来しながら活動を続けている。

金運を引き寄せる 孟意堂風水

著書「金運を引き寄せる孟意堂風水」(廣済堂出版)

孟意堂風水 公式サイト
http://mannidou.com/

Pocket page weekly「香港・孟意堂の風水シリーズ!」
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