2015年12月3日

竹久夢二が描いたもうひとつの大正ロマン

和を楽しむア・ラ・カルト

竹久夢二美術館
「竹久夢二とアール・ヌーヴォー ~明治・大正の日常を彩った図案と装飾~」展

画家・竹久夢二の名を聞くと、儚げな女性の絵を思い浮かべる方も多いでしょう。

彼の作品に登場する女性たちは実にファッショナブル。
特に着物姿は、レトロモダンな着こなしのお手本にしたくなります。

一方、書籍や楽譜の装幀、半襟に千代紙の図案なども手掛けた夢二。
植物模様や流れるような曲線を多用した、アール・ヌーヴォー調のデザインは今見ても新鮮で、その魅力は衰えを知りません。

これまで、あまり知られることのなかった、夢二が表現した多彩なアール・ヌーヴォーの世界に触れてみませんか。

セノオ楽譜「言はれぬ嘆き」
セノオ楽譜「言はれぬ嘆き」

手製半襟の図案
手製半襟の図案

展覧会情報

開催場所:竹久夢二美術館
東京都文京区弥生2-4-2
開催期間:開催中~12月25日(金)まで 10:00~17:00(最終入館は16:30)
休館日:月曜日(ただし祝日の場合は翌火曜)
TEL:03-5689-0462
料金:一般900円 大・高生800円 中・小生400円(弥生美術館もご覧いただけます)