横浜発 おもしろい画家:中島清之—日本画の迷宮
大正時代から戦後まで院展の中核で活躍した中島清之。
流行歌手ちあきなおみを描いた作品『喝采』で、当時の批評家を驚かせました。型に嵌らない、しなやかな感性で「日本画」に挑み続けた中島は、一見同じ画家とは思われないほど多彩な作品世界を展開し、「変転の画家」と評されました。
最晩年に手がけた三溪園(横浜市中区)の臨春閣の襖絵は、古典とモダニズムを統合させた中島清之芸術の集大成といわれています。
《喝采》1973(昭和48)年 横浜美術館蔵(中島清之氏寄贈)
《花に寄る猫》 1934(昭和9)年 個人蔵(大佛次郎旧蔵)
展覧会情報
会期 2015年11月3日(火・祝)〜2016年1月11日(月・祝)
開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
会場 横浜美術館
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
TEL 045-221-0300
http://yokohama.art.museum/
休館日 木曜日、2015年12月29日(火)〜2016年1月2日(土)
※ 会期中、一部作品の展示替えあり。
※ 2016年1月3日(日)は観覧無料
入館料
一般 1,200円(団体1,100円)
大学・高校生 800円(団体700円)
中学生 400円(団体300円)
小学生以下 無料
65歳以上 1,100円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)