2015年12月8日

中目黒の路地に佇む和&洋コラボのオリジナル雑貨店

和を楽しむア・ラ・カルト

ハイセンスな飲食店や雑貨店が多く立ち並ぶ街・中目黒。
その一角に佇む『BRICK & MORTAR』は、和を基調としつつも新しいテイストを取り込んだ、個性的な雑貨を取り扱うお店です。

コンセプトは、“古きよき”プラス“モダン”。

さまざまな形で和の技法と海外の文化を融合させたオリジナルアイテムを生み出しています。

BRICK & MORTAR店内

その中のひとつが、九州・長崎で焼かれる磁器、「波佐見焼」の器。

江戸の昔から庶民が使っている食器を、西洋風の食器として現代のライフスタイルにあわせてアレンジした「DAYS OF KURAWANKA」シリーズは、複数の窯元とコラボしたオリジナルデザインのランチプレート、オーバルプレート、ボウル、スープカップが揃います。

手に取ってみると、ずっしりとした重量感とぬくもりのある手触りが、丁寧に作り込まれたことを感じさせてくれます。そして、美しい艶や色合い。
“和の技法”でなければ出すことのできない、伝統の技が感じられます。

レンゲや急須、燗瓶も、持ち手の部分に洋風のデザインを施すなど、普通の和食器とは異なる、エッジの効いたアレンジが魅力的です。

波佐見焼の器
<写真左から>
中善「廻り花」
LUNCH PLATE 2,600円、OVAL PLATE 2,800円、BOWL 2,400円、SOUP CUP 2,000円
一誠陶器「ビスクブラウン」
LUNCH PLATE 2,600円、OVAL PLATE 2,800円、BOWL 2,400円、SOUP CUP 2,000円

トルコキルトと和の藍染めの組み合わせで生まれた独特な色合い

『BRICK & MORTAR』は食器以外にもこだわりのオリジナルアイテムがたくさんあります。

たとえば、現地で色抜きしたトルコのキルトを日本の伝統染色である藍色に染めなおしたテキスタイル。

トルコのキルト職人たちが、自分の国にはない日本の藍色をうまく再現することが難しかったそう。馴染み深い和の藍と、トルコ伝統の染色が重なりあって生まれた独特の色合いは、まさしくエスニックそのものです。

INDIGO KILIM
INDIGO KILIM 70,000円~

緑茶の茶葉を使った紅茶のシリーズも。
こちらは量り売りでも、パッケージでも販売しているのでギフトでの利用も多いとか。

色合いは紅茶なのに飲んでみればどこかに緑茶の味わいが感じられるティー。のどが渇いているときにごくごく飲みたくなるような爽やかなテイストです。

amabro
amabro 量り売り うれしの紅茶 10g200円、生姜紅茶・カモミール紅茶・ローズ紅茶 10g250円

和の伝統技法を大切に、世界の文化との融合を目指す

「日本の文化は、世界の文化の中のひとつ。
和のよさを生かしながら、世界各国のいろんな文化と組み合わせて新しいモノを生み出していくことって、とてもおもしろいですよね。
これからの日本の和文化のニュースタンダードとして、必要なことだと思ってます」
とスタッフの斉田麻美さん。

スタッフの斉田麻美さん

日々新たなオリジナルアイテムを生み出す『BRICK & MORTAR』。

商品のラインナップやディスプレーはひんぱんに変わるので、足を運ぶたびに雰囲気の違う店内を楽しんだり、新しいアイテムを発見したり、いつ行っても楽しめます。

ここで出会う品物は一期一会。

普段使いのアイテムを買うもよし、特別な時に使う一品を見つけるもよし、大切な人へのギフトを探すもよし。

「お店に並んでいるすべてのものを売っている」『BRICK & MORTAR』で、普段の暮らしをちょっと華やかにしてくれるアイテムを手に入れてみては?

BRICK & MORTAR 中目黒本店

BRICK & MORTAR 中目黒本店

東京都目黒区中目黒1-4-4 1F
営業時間 12:00~20:00(火~土)、12:00~19:00(日)
定休日 月(祝日の場合は19:00まで営業の上、翌火曜日休業)
http://www.brickandmortar.jp/