草木染め播州織ボーダーストール
1枚14,000円(税込)
日本古来の植物を染料として使う技法・草木染め(自然染め)と、天然素材100%であること、
そしてメイド・イン・ジャパンにとことんこだわる想いが、「MAITO」のストールに込められています。
軽くてふんわりとした手触りが魅力の播州織は、シャツの生地でも有名です。
そんな播州織で作られたストールのやさしい色合いには秘密があります。
それは、原料である綿の段階で色を染めていること。
糸になる前の原綿に着色することを、先染め(トップ染め)と呼ぶそうです。
こうすると色に深みを出せるほか、色褪せや色落ちにも強い製品に仕上がるのだとか。
「先染め自体はそれほど珍しいことではありませんが、
先染めでしかも草木染めというのは、日本でも当店だけだと思います」
と語ってくれたのは、「MAITO」を運営するマイトデザインワークスの代表・小室真以人さん。
先染めによる草木染めには膨大な手間がかかります。専用の道具も必要な上、専門的な技術も必要。
そのため、小室さんの糸を売ってほしいという企業も多いとか。
「化学染料を使わない伝統的な製法で昔ながらの染料を使うことで、
昔の人達が感じていたことに少し近づけるかもしれない……。
それだけで素材と技法にこだわったモノづくりをするだけの価値があると思っています。
この想いをより多くの人たちと共有できたら嬉しいです」
作り手の“想い”が感じられると、そのアイテムへの愛着は何倍にもなりますよね。
「MAITO」の播州織ストールには、手に取って見るだけでは知り得ない“物語”がありました。