006 波佐見(はさみ)焼のカップ
一見、なんでもないカップ。でもこれが‘今’の食卓にぴったりなメイド・イン・ジャパンの器なのです。このCommonシリーズが2014年にグッドデザイン賞を受賞したのも頷けます。本当に使いやすく、究極の「Common(普通)」を作りあげたことに感心します。
007 印傳(いんでん)屋のカードケース
印傳屋が展開する、INDEN NEW YORK。いい意味で「おばあちゃんぽい」印象から大きく離れたシリーズですが、品質の高さとCPの良さはそのままです。ほかにバッグなどがあり、デザイン性も海外高級ブランドに引けをとりません。本気で欲しい!
008 九谷青窯(くたにせいよう)の角皿
なにかと出番が多い食器は、いい食器。扱いに気を使わず、料理がおいしそうに見え、和食・洋食ともに相性が良い。伝統だって、アップ・トゥ・デイトしてこそ存えていくはず。そこをピシッと押さえているから、この角皿は「使える」のです。
009 筒井時正(つついときまさ)の線香花火
花火といえば、夏の夜空にドーンと打ち上がるもの・・・と反射的に浮かびますが、こんな線香花火だってノスタルジーを誘うはず。普段は忘れていても、小さいころの記憶が頭の片隅にあるのを感じます。楽しい思い出vs幸せの思い出という感じ?
010 とよすの丸(まろ)
定番の「苺と和三盆」を紅白に組み合わせることで、そっと和を演出しているのが素敵です。見事にまんまるな形が、これまでになかったという驚きと、素直にかわいいという気持ちを同時に呼び起こします。ほんのり甘く、レベルが高い味わいもさすが。