特別展示「BORO(ぼろ)の美学―野良着と現代ファッション」
限られた布切れを大事に重ねて一枚一枚ツギハギし、日々の生活で大切に使い込まれたボロのドンジャ(夜着)。
このツギハギを、ひと針ひと針彩る刺し子の技。時を超えて現代の私たちを魅了するボロや刺し子の技は、パリやニューヨーク、東京のコレクションで発表されるトップデザイナーの作品にもその影響が窺えます。本展では、民俗学者・田中忠三郎が生涯をかけて研究調査を重ね収集を行った東北の衣装を紹介するとともに、現在精力的に活躍する日本のデザイナーのBOROの美意識を確固たる姿勢で読み解く作品をご紹介します。
展覧会情報
会期:2016年1月23日(土)~4月10日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30分まで)
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日休館)、1月14日(木)~22日(金)、4月4日(月)ただし4月6日(水)は開館
会場:神戸ファッション美術館
〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1
TEL 078-858-0050
http://www.fashionmuseum.or.jp/
入館料:一般500円/小・中学生・高校生・65歳以上250円
※先着2,500組5,000名様に東京・浅草のアミューズミュージアム入館券をプレゼント
※「神戸ゆかりの美術館」、「小磯記念美術館」へは入館券の半券提示により割引料金で入館できます。
※上記料金で特別展示とベーシック展示の両方をご覧頂けます。
ドンジャ 19世紀 アミューズミュージアム蔵
writtenafterwards collection 天空の織姫 株式会社リトゥンアフターワーズ蔵
photo by Yoshiharu Ota
matohu 2014-15秋冬コレクション「ふきよせ」 株式会社LEWS纏蔵