2018年4月27日

雷を閉じ込めた井戸のある三島神社が御朱印帳を頒布。ご祭神に由来した装飾をあしらい浅葱色を基調としたデザイン

和のトレンド

 

雷を閉じ込めた井戸「雷井戸」のある三島神社では、お祀りしている三柱のご祭神に由来した新しい御朱印帳の頒布を2018年4月28日に開始します。

三島神社特製御朱印帳 (左)表面、(右)裏面

ホームページ: http://www.mishimajinjya.or.jp/

 

■下谷 三島神社とは

東京都台東区にあり、雷様を閉じ込めたという伝説のある雷井戸が存在する神社です。雷井戸により雷が落ちなくなったという伝説から「落ちない」ご利益で知られています。

 

■三島神社のご祭神

・大山祇命(おおやまつみのみこと)

日本全土の山の神で勝利を司る武神としても有名です。

・磐長姫命(いわながひめのみこと)

大山祇命の娘で木花開耶姫命の姉。

不老長寿の神様として知られます。

・木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)

大山祇命の娘で磐長姫命の妹。

あんざんや家庭円満の紙として知られます。

 

 

■新しい御朱印帳の特徴

三島神社でお祀りしている三柱のご祭神に由来した装飾をあしらった、三島神社独自の御朱印帳です。

神前でお祓いをした後に、社務所にて頒布されます。

 

≪デザインに込められた意味≫

(1)木花開耶姫命の象徴であり繁栄を表す「桜」を刺繍しています。

(2)磐長姫命の象徴であり永遠を表す「岩」を刺繍しています。

(3)日本全土の山の神である大山祇命を表す「山」を金糸で刺繍しています。

(4)日本古来の伝統色である浅葱色(あさぎいろ)を基礎色として採用しました。

(5)大海原の波のように穏やかな生活がずっと続くようにという意味がある吉祥文様「青海波(せいがいは)」を、御朱印帳全体にあしらっています。

 

■御朱印とは

御朱印とは、神社やお寺などでの参拝時に、参拝の証としていただく印のことで、神社名やご祭神のお名前などが書いてあり、単なる印とは違う特別なものです。これらを集めることのできる帳面を御朱印帳と言います。

近年は様々な寺社で参拝され、その際に御朱印を集められる方も増えています。

 

■新しい御朱印帳の概要

名称   :三島神社御朱印帳

頒布開始日:2018年4月28日(土)

大きさ  :縦18cm×横11cm

頒布料  :御朱印あり・2,500円/御朱印なし・2,000円

 

■神社概要

神社名 : 宗教法人 三島神社

所在地 : 〒110-0004 東京都台東区下谷3-7-5

アクセス: 三島神社へお越しの際は、公共の交通機関をご利用ください。

東京メトロ日比谷線「入谷駅」4番出口より徒歩8分

JR山手線「鶯谷駅」南口徒歩15分

電話  : 03-3873-0172

URL   : http://www.mishimajinjya.or.jp/

 

<雷井戸とは>

昔、武蔵野の原野は雷が多く、里人たちはいつも怖い思いを強いられていました。そんなある日、三島神社の境内に雷が落ちた時のことです。神主が雷を井戸に封じ込めたところ、雷が「井戸から出してくれ」と頼んだそうです。

神主は「二度とこの地に落ちない」ことを約束させ、雷を許してあげたという伝説が残っています。

以来、この地には雷が落ちないといわれており、井戸は雷除けの井戸として信仰されています。