2015年12月17日

日本初公開!歌麿や北斎の肉筆に迫る浮世絵展

和を楽しむア・ラ・カルト

上野の森美術館「肉筆浮世絵-美の競艶」展

浮世絵といえば版画のイメージがあると思いますが、肉筆浮世絵とは、文字通り絵師が絹や紙に筆で直接描いた作品です。

上野の森美術館では、日本美術の世界的収集家、ロジャー・ウェストン氏が所蔵する1,000点を超すコレクションの中から選りすぐりの美人画約130点を日本初公開中です。

絵師たちの繊細な筆遣いを間近で堪能できるよう展示方法も工夫を凝らした同展。12月22日から後期展示に入り、新たな作品が登場します。

着物で来館すると当日券が200円割引になるサービスも見逃せません。

「西王母図」 「美人愛猫図」 「一休禅師地獄太夫図」

写真左から
喜多川歌麿「西王母図」 絹本一幅 寛政年間(1789~1801)初期頃
葛飾北斎「美人愛猫図」 絹本一幅 享和~文化年間(1801~18)
河鍋暁斎「一休禅師地獄太夫図」 絹本一幅 明治18~22 年(1885~89)

イベント情報

「シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵-美の競艶」展
開催場所:上野の森美術館 東京都台東区上野公園 1-2
開催日時:2016年1月17日(日)まで 10:00~17:00(金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、2016年1月1日(金) ただし1月11日(月・祝)は開館。
入館料:一般1,500円(1,200円)、高・大学生1,200円(900円)、小・中学生500円(300円)

*お得な入館料について
①着物で来館の方200円割引(他の割引との併用不可)
②20名様以上の団体の方は( )内の割引料金
③障害者手帳を提示の方とその付添者(1名)は無料。
http://weston.exhn.jp/