2016年1月5日

スマホケースにぴったり。お守り型のポップなポーチ

和を楽しむア・ラ・カルト

「毎日が吉日」をテーマにした「kichijitsu」の「おまもりぽっけ」

安産祈願に合格祈願、恋愛成就と、日本人が何かとお世話になっているお守りがキュートなポーチに生まれ変わりました。スマートフォンやデジカメなど大切なものを「守って」くれる、その名も「おまもりぽっけ」です。

「おまもりぽっけ」
「おまもりぽっけ」各3,500円(税別)
サイズ:11.5×17cm、素材:ポリエステル

「おまもりぽっけ」は、デザイナーの井上綾さんが手がける山梨県富士吉田市発のブランド「kichijitsu」の商品です。「毎日が吉日」をテーマに、昔ながらの縁起物をより身近な製品として取り入れる提案をしています。

「おまもりぽっけ」の柄には、おめでたい富士山や金運祈願の白ヘビ、魔除けの鈴など、それぞれ異なる意味合いがあります。伝統的な和のモチーフを使いながら、デザインはとても明るくてポップ。井上さんが大きな影響を受けたという、日本を代表するグラフィックデザイナー横尾忠則さんや、画家の中村宏さんのエッセンスが感じられます。

横尾忠則さんの作品が好きだったこともあり、アンダーグラウンドな雰囲気や日本独特の文化や神社などが好きだったという井上さん。自身と同世代の20~30代の女性向けの雑誌で、縁結びの神社の特集などを何度も目にして、こんなに便利になった世の中でも、昔からの習わしや言い伝えが、かたちを変えながらも強い文化やコンテンツとして続いていることに面白さを感じたそうです。

伝統技術で表現したこだわりのデザイン

こだわりのデザインの「おまもりぽっけ」

井上さんが学生時代に参加した東京造形大学と富士吉田の産学官プロジェクトがはじまりという「kichijitsu」。日本有数の織物産地である富士吉田市で、和装小物の生地などを製造している光織物とのコラボレーションで誕生しました。井上さんがデザインやアイデアを提案し、光織物が長年培ってきた織りの技術と表現力で、さらに魅力的な商品へとブラッシュアップしていくのです。

「おまもりぽっけ」の他にも、御朱印帳をkichijitsu風にアレンジした「GOSHUINノート」や、母子手帳を入れる「ごきげんぽーち」などを発表しています。現代的な明るくポップなデザインと伝統的な織物の味わいが融合したアイテムは、贈り物にもおすすめ。持っているだけで毎日に「吉」が舞い込みそうな楽しい気分にさせてくれますよ。

「kichijitsu」

http://kichijitsu.jp/