2015年12月14日

いつの世もモダンだった

和を楽しむア・ラ・カルト

1920~2010年代 所蔵工芸品に見る「未来へつづく美生活展」

東京国立近代美術館所蔵の工芸作品、約3,400点から厳選したガラス、金属、木工、染織など多ジャンルの名品約100点により、わたしたちが大事にしてきた「美生活」とは何かを検証する展覧会です。

「美生活」とは、この展覧会のために創作した言葉です。

1920年代といえば、古色蒼然としたモノクロームの世界を思い浮かべるかもしれません。

しかしながら実際の作品をながめると現代の私たちの眼差しにも通じる未来への希望にあふれた新たな美を志向しています。

吉岡堅二《椅子による女》1931年

(左)岩田藤七 《水指 彩光》1976年、(右)志村ふくみ《紬織着物 水煙》1963年

(左)ルーシー・リー《青釉鉢》1978年、(右)マルセル・ブロイヤー《肘掛け椅子》1922−24年頃

(左)佐藤潤四郎《鍛鉄硝子吹込花瓶》1940年、(右)作者不詳《ブローチ》1920−30年代

展覧会情報

会期 2015年12月23日(水・祝)〜2016年2月21日(日)
会場 東京国立近代美術館工芸館
〒102-0091東京都千代田区北の丸公園1-1
TEL 03−5777−8600(ハローダイヤル)
http://www.momat.go.jp

休館日 月曜日(1月11日は開館)、年末年始 12月28日(月)〜2016年1月1日(金・祝)/1月12日(火)
開館時間 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
無料観覧日 2016年1月2日(土)、1月3日(日)、2月7日(日)

観覧料
一般210円(100円)、大学生70円(40円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
※高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポートをお持ちの方、友の会・賛助会会員、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※入館の際、会員証、学生証、運転免許証等の年齢のわかるもの、障害者手帳をご提示ください。