長崎県五島市出身のアニメーション映画・美術家 山本二三(やまもとにぞう)氏。
『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』等、画業約40年の間、数々の名作アニメーションで美術監督を務めてきました。
この山本二三美術館は、山本二三氏の描いたアニメーションの背景画や、五島を描いたオリジナルの絵画を約50点展示します。
建物は1863年(江戸時代)に建てられた武家屋敷「松園邸」を改修。
五島の雄大な自然をみて育った山本二三氏の絵と、五島の歴史を感じられる美術館です。
【五島の雲 山本二三美術館 オープン】
・日時 :2018年7月1日(日)11:00
・所在地:長崎県五島市武家屋敷2-2-7
・料金 :一般 400円/団体(5人以上) 320円
高・中・小学生 200円/団体 160円
高・中・小学生(五島市内) 100円
小学生未満 無料
共通観覧券 500円(※当館と五島観光歴史資料館の共通観覧券です。)
アクセス等、詳細はホームページをご参照ください。
https://www.goto-yamamoto-nizo-museum.com/
展示風景
武家屋敷「松園邸」の雰囲気に合うよう屏風型のパネルを使用して展示されています。
アトリエの再現
山本二三氏のアトリエを再現。モニターには山本二三氏がどのように絵を描いているかが映し出されています。
空と雲の部屋
空と雲の部屋。山本二三氏が描いた空と雲で囲まれています。雲のソファで短編アニメを見ることができます。貴重な写真撮影ができるブースです。
■プロフィール
山本二三 やまもとにぞう
1953年6月27日、長崎県五島市出身。
中学卒業後、岐阜の高校で建築を学ぶ。
東京の美術系専門学校に在学中から、アニメーションの背景画の仕事を手掛けるようになりました。
テレビアニメーション「未来少年コナン」(1978)で自身初の美術監督を務め、以降、「天空の城ラピュタ」(1986)、「火垂るの墓」(1988)、「もののけ姫」(1997)、「時をかける少女」(2006)など、美術監督として様々な名作に携わった。
「日本のアニメーション美術の創業者 山本二三展が全国巡回中。
累計入場者数が70万人をこえ、好評を博している。