川越は小江戸と呼ばれて昔ながらの街並みが残る日本風情ある街並みです。
明治初期からその歴史を刻む「菓子屋横丁」では昔なつかしい駄菓子を売る店が並び、ノスタルジックな時の流れと人情が今でも多くの人を集めています。
その途中に、今回訪問する川越で人気の高いパン屋さんがあります。
川越ベーカリー楽楽
外観は伝統的な川越の町屋を再現したたたずまいでカスタード色の漆喰の外壁が目印です。
入り口には楽楽さんの看板商品である「お味噌のパン」の可愛い立て札があり横には地元のお野菜も並んでます。
今回はオーナーの上野さんの奥様からお話を伺いました。
国産小麦・天然酵母・無添加、そして手作りにこだわって心を込めて焼いています。
国産小麦の90%は北海道産、4年前から埼玉県産の小麦「ハナマンテン」も使うようになりました。
さらにパンには鏡山酒造で作られる酒粕も入っています。
人気の味噌パン生地には秩父味噌が練りこまれ、食感が少し他のパンと違うのは餅粉の作用です。
旬の時期に採れる川越のさつまいもはパンにアレンジされ優しい甘さ。子供から大人まで幅広い人気の秘密がわかります。
店内には珈琲のサービスがあり、外にあるベンチで頂けます。
また、川越ベーカリー 楽楽のお店目の前には、系列のサンドイッチパーラーもオープンしました。
見た目もお洒落で美味しそうなサンドイッチがずらり、見てるだけでテンションが上がります。
2階はフリーのイートスペースになっており、 その場で購入したサンドイッチが頂けます。
もちろんこちらでも珈琲のサービスがあります。
パンの種類は豊富ですが、今回は「和」の種類をチョイスしてみました。
支払いは店員さんがお金を触らないで済むように機械を投入しているところも、お心くばりを感じます。
ぜひ川越探索の途中にお寄り下さい。
川越ベーカリー楽楽
交通手段
川越駅からバス乗車「札の辻」から徒歩2分
本川越駅から徒歩約15分
本川越駅から1,162m
営業時間
7:30~17:00 月曜定休(その他臨時休業あり)
平日も7:30からの営業になりました。
ランチ営業、日曜営業
不定休(HPに休日はUPされています。要確認)
ホームページ
http://www.bakery-rakuraku.com/
(著者プロフィール)
大谷 りえ子
海外駐在約13年。
帰国してなぜか美味しいものに目覚め、三ツ星レストランからB級グルメまで幅広く。
プラス体重維持に、毎日のジム通いを日課にしている主婦です。
日本の文化面では主に、食に加えて東京近辺の美術館巡りとフラワーアレンジの向上にと興味たっぷりです。